
北海道小樽市にある「風高通り」、通称「地獄坂」を登ると存在する「小樽潮風高校」。
小春六花、花隈千冬、夏色花梨の3人は、その小樽潮風高校に通う高校生で軽音部の先輩後輩。
※音声合成ソフトキャラクターとしては、学年・身長・誕生日しか設定の無い3人ですが、
小樽潮風高校ProjectやTwitterアカウント等、公式による二次創作設定(「公式二次創作設定」と呼称)を設けています。
公式二次創作設定については、皆様の創作におかれましては参考にする・しないを含め、ご自由にお使い頂けますと幸いです。
(2025/8/29 更新)
【花隈 千冬(はなくま ちふゆ / HANAKUMA CHIFUYU)】

小樽潮風高校に通う1年生。身長 151cm。誕生日 3月2日。
軽音部所属・ドラム担当。
真面目で引っ込み思案だが、マイペースな六花と花梨に対しては厳しいツッコミを入れることも。
中学2年生の時に吹奏楽部を辞め、音楽が好きなのか自問自答する中で見た、石狩湾新港の巨大音楽フェスのステージに立つ夏色花梨のライブに圧倒され、小樽潮風高校軽音部への入部を決めた。
実家が「ジャズ喫茶(※)」を営んでおり、父親がドラマー・地元の風景写真を主に撮影する写真家である為、その影響を強く受けている。
最近は自宅の蔵で見つけた古いカメラでの撮影にハマリ気味。
1年生ながら実家が演奏可能なジャズ喫茶ということもあり、小さな頃からドラム・ギターなどの楽器演奏経験、人前でのベテランミュージシャンとのセッション経験が豊富。
好き:抹茶、読書、カメラ
苦手:甘味全般
呼ばれ方:千冬(花梨)、千冬ちゃん(六花)
キャラクターボイス担当:奥野香耶
【小春 六花(こはる りっか / KOHARU RIKKA)】

小樽潮風高校に通う2年生。身長 160cm。誕生日 5月16日。
軽音部所属・ギター&ボーカル担当。
いつも明るくてポジティブ。花隈千冬によると、「学校での有名人。友達がかなり多い。商店街の人が知り合いばかり。ふと真剣に何かを考えているときがあるが、何を考えていたのか聞くと大抵はご飯かお菓子の事とごまかされる」
友人に頼みこまれて放送局にも所属している。
実家は小樽市内に唯一ある日本酒造り酒屋「小春酒造(※)」を営んでおり、店舗でアルバイトをすることも。
六花と同じ高校の軽音部出身で、現在は北大農学部に通う兄「いちか」が居る。
制服ジャケットは兄が1年生の時に数ヶ月だけ着ていたものを着用している。
好き:ヨーグルト、スポーツ全般、スクーターで出かけること
苦手:ブロッコリー
呼ばれ方:六花(花梨・いちか・秋乃)、六花先輩(千冬)
キャラクターボイス担当:青山吉能
【夏色 花梨(なつき かりん / NATSUKI KARIN)】

小樽潮風高校に通う3年生。身長 164cm。誕生日 9月9日。
軽音部部長・ベース担当。
花梨が1年生の時、他の軽音部の在籍者である4名の3年生と高校生のバンドコンテストの全国大会に出場し、優勝。その副賞として石狩湾新港で行われた巨大音楽フェスへの出場を果たす。
2年生の時は自分以外の唯一の部員である六花と2人で音楽活動を行っており、
少ない部員で後輩の六花がどう楽しく過ごせるのか試行錯誤しながら過ごしていた。
1年生の時はギター&ボーカルを務め、六花が入ってからはベースに転向。
自身の2個上の軽音部の卒業生達と組んでいるバンドでは変わらずギター&ボーカルを努めている。
六花に強引に誘われ放送局にも所属。
祝津にある日本家屋の歴史ある「お屋敷(※)」が実家。
好き:可愛いもの、弓道、ドゥーブルフロマージュ、カレー
苦手:抹茶
呼ばれ方:花梨先輩(六花・千冬)、花梨(京・秋乃・厘)、夏色(いちか)
キャラクターボイス担当:高木美佑
※花隈千冬、小春六花、夏色花梨については実家、または実家が営む店舗のモデルとなった建物が小樽市内に存在します。詳細はこちらをご参照下さい。
【2年6組】
現在の小樽潮風高校軽音部の部員によるバンド名称。
読み方はそのまま「にねんろっくみ」。
部室として使用している元2年6組の空き教室から名付けた。通称は「にのろく」
<メンバー構成>
小春六花: ギター・ボーカル
夏色花梨: ベース・ボーカル・コーラス
花隈千冬:ドラム・コーラス
メンバーが3人と少ない為、3ピースとしての楽曲も持つが、同期音源も使用。
同期用のPCは六花兄から提供されたもので、ステージではバンドマスターでもある花梨が手元でコントロールしている。
バンドとしての大きな目標として、千冬が花梨に憧れを持つきっかけとなったライジングジャパンのステージに立つことを目標としており、すなわち、副賞としてライジングジャパンの1ステージが与えられる全国規模での高校生対象のバンドコンテスト、「コトリフェス」での優勝を目指している。
【北海道立小樽潮風高校】
読み方は「おたるしおかぜこうこう」
1906年(明治39年) 開校。開校当初は女子校(小樽潮風高等女学校)であったが現在は共学校。
女学校時代は公立の名門女学校として全国に知られ、当時は制服が袴であった。
地域の進学校の1つで元名門女子校の影響からか女子生徒がやや多い。
学祭である「風高祭」は小樽市内のいくつかの高校同様、7月初旬~中旬に開催される。
また、12月には文化系部活による学祭「冬の文化祭」が開催され、両イベントで軽音部のステージが割り当てられている。
現在は1学年5クラス。現在の校舎が建てられた時は1学年10クラスだった為、空き教室が沢山あり、空き教室は現在部室としても利用されている。
地元民からは潮高(しおこう)と呼ばれているが正式略称は風高(かぜこう)。
【北海道立小樽潮風高校 軽音部】
軽音部では、毎年7月初旬に開催される学祭「風高祭」ではテーマを持ってカヴァー曲を披露し、12月に開催される文化系部活による「冬の文化祭」ではオリジナル曲を披露することが恒例となっている。
冬の文化祭は3年生は自由参加になるが、軽音部については3年生も参加することが多い。
現在、元2年6組の空き教室が軽音部の専用教室となっている。
学校に第二音楽室が無い為、平日週1回と土日祝日に吹奏楽部と時間帯を調整することで、軽音部も音楽室を使用可能になっている。
音楽準備室の一部を長年軽音部が衣装部屋・物置きとして使用しており、問題になっている。元2年6組の教室を使用する際は防音対策としてエレクトリックドラムを使用。
以下は、オーディオドラマに出てくるキャラクター、または、公式二次創作設定の世界観をより深く知って頂きたく設計されたキャラクターになります。
【志木 蘭子(しき らんこ / SHIKI RANKO)】
小樽潮風高校軽音部OB。小樽商科大学を経て情報の教師に。
ゆるふわな雰囲気を持った人気美人教師。
夏色花梨が1年生の頃から軽音部顧問を務めている。
四姉妹の長女で、次女・三女も小樽潮風高校軽音部OB。
一番下の妹は現在中学3年生。同校軽音部に入部希望を持っている。
お酒が好きで根城の1つであるサンモール一番街のおたる屋台村レンガ横丁のフリーピアノで弾き語りしている姿を目撃されることも。
顔なじみのおじさんたちには「サンモールの歌姫」と呼ばれている。
地元小樽・後志地区のお祭りやイベントなどで80年代アイドルソングのカヴァーバンド「志木蘭子」が毎年稼働。メンバーは志木四姉妹+三女同級生で従姉妹の冬野京で構成。
妹達+冬野京のプロデュースにより毎回完璧な80年代アイドルに仕立て上げられており、本人はなすがままにされている。そのイベントの前列のお客さんには小樽の経済界の重鎮が多い。
小樽の名門商家「志木家」の有名な商人だった祖母の若い頃の生き写しと言われ、
また、幼少の頃から商工会議所の集まりに顔を出していた為、小樽の政財界に顔が広い。
祖母は女子校時代の小樽潮風高校出身。曽祖父は商工会議所の元会頭で元市長。
小さい頃読んだ漫画の影響で教師になるも、今も地元政財界からの強い引き合いがある。
軽音部の顧問として多少の無茶ぶりをすることもあるが、常に良い結果を生んでいる。
同人活動(漫画制作・DTM)を趣味としており、漫画は特に百合漫画が好きで、妹たちもその影響を受けている。
好きなもの:お酒、漫画制作、DTM・楽器演奏、サバイバルゲーム
嫌いなもの:カロリー
呼ばれ方:蘭子先生(秋乃、花梨、六花、千冬)、蘭子ねえ(京)、蘭子お姉ちゃん(厘)、志木先生(いちか)
生徒たちの呼び方:名字+さんが基本
キャラクターボイス担当:米澤 円
※当キャラクターの音声合成ソフト・ライブラリー化はございません。
【小春 いちか(こはる いちか / KOHARU ICHIKA)】
小春六花の兄。北大農学部2年生。
実家の稼業である「小春酒造」を継ぐため、醸造の勉強をするために北大農学部に通っている。
醸造所から離れた所にある家では発酵食品作りも趣味として行っている。
百花秋乃とは家が近所で幼稚園時代からの幼馴染。
バンドではベース担当。ギター・ドラム・鍵盤演奏・DTMをこなすマルチプレイヤー。
高校入学時のときは現在の六花と同じくらいの身長だったが、1年生の後半で急激に伸び、現在の身長は179cm。筋トレにハマっているが、六花曰く細々マッチョ止まり。
温厚な性格でバンド内ではメンバーを影から支える存在。
妹のギター、DTM、勉強の面倒を良く見ている。
可愛いことに無自覚な上、社交的で他人との距離感の近い妹に対して常に心配性を発動させており、他の同級生メンバー曰く重めのシスコン。
花梨のベースへの転向の際も相談に乗っており、花梨の使用ベースも小樽の楽器店で一緒に購入している。
勉強が得意で高校時代は学年一位の成績を取ることも。
基本的に何事にも要領がよく、効率良くこなすタイプだが、妙に鈍いところも持ち合わせている。
好きなもの:筋トレ、レトロゲーム、醸造・発酵、あんかけ焼きそば
嫌いなもの:ギスギスとした雰囲気
呼ばれ方:いちか(京・秋乃)、いっくん(厘)、小春先輩(花梨)、お兄ちゃん(六花)
【百花 秋乃(ももか あきの / MOMOKA AKINO)】
小樽商大に通う2年生。将来は小樽で古い建物をリノベーションしたお洒落な飲食店を複数展開するのが夢で、飲食店のアルバイトを掛け持ちしている。
地元のイベントにも積極的にスタッフとして参加し、少しづつ人脈を築いている。
いちかとは幼稚園からの幼馴染の為、六花とも幼少時に一緒に遊んだことがある。
六花は普段「あきのちゃん」と呼んでいるが、千冬の前では「さん」づけで呼ぶことも。
バンドでは長らくギターボーカルを務めていたが、バンドとしてのスランプを感じ、それが自身のボーカル&ギターにあるのではと悩んでいたところに花梨が加入。
メンバーの反対を押し切って花梨をメインのギターボーカルに起用するも、花梨を含む他メンバーの強い意向により、曲によっては秋乃が引き続きメインボーカルを担当することもある。
高校3年生の時は軽音部の部長、現在でもバンドのリーダー。
花梨の前では良い先輩として見せるために常に少し背伸びをしている。
勉強が得意で何事も要領の良い いちか、デザインで才能を開花させている京、美容系インフルエンサーとして人気の厘をバンドメンバーに持ち、特にこれといった才能の無い普通である自分に対し強いコンプレックスを持っているが、メンバーはバンドやイベントのプロデュース能力・リーダーシップ、そしてボーカルを含めたバンドのフロントマンとしての能力を高く評価をしている。
目標を決めたら突っ走る傾向があることも、メンバーに支えられていることも自認している。
負けず嫌いでしっかりしているようで実は凹みやすく涙もろい。
好きなもの:プロレス観戦、カフェ巡り、史跡巡り、イベント制作
嫌いなもの:凹みやすい自分
呼ばれ方:あきの(京)、あきのちゃん(厘・六花)、あきの先輩(花梨)、ももか(いちか)
【冬野 京(とうの けい / TOHNO KEI)】
札幌の大学のデザイン学部に通う2年生。志木厘の従姉妹&幼馴染。
音楽の他、デザイン全般、衣装づくり・ぬいぐるみ制作が好き。
バンドではピアノ・キーボードを担当。
バンドのロゴ・フライヤーなども京によるもの。メンバーの衣装を製作することも。
非常にサバサバとした性格で、自分の意見ははっきりと伝える事を信条としている。
気だるい感じを纏っているが、常に冷静な思考を巡らせている。
やる気がONになるまで時間がかかり、毎度課題の締め切りには徹夜で間に合わせている。
秋乃とは意見がぶつかる事も多く、そうなるとたいてい喧嘩のような状態になり、いちかに静かにたしなめられるか、厘に一喝されるかで収束する事が多い。
花梨から1番慕われる先輩のポジションを狙っているのの、他の同学年メンバーよりやや劣勢なのを感じており、挽回のチャンスを常々狙っている。
花梨の容姿に惚れ込んでおり、さまざまな服を着せたがる事が多い。
ライブやファッションのイベントで花梨に近づいてくる異性や大人に異常に厳しい。
インディーズの服飾ブランド「hysteric bear」を主宰。
グッズやアクセサリーも制作。秋乃・花梨・いちかをモデルとしても起用している。
ぬいぐるみ制作も得意で、ラキストン、ラークパッチは「hysteric bear」による1点物の制作物。
好きなもの:衣装制作、夜ふかし、漫画・アニメ、コーヒー
嫌いなもの:早起き
呼ばれ方:けい(秋乃)、けいちゃん(厘)、けい先輩(花梨)、冬野(いちか)
【志木 厘(しき りん / SHIKI RIN)】
札幌の美容専門学校に通う2年生。冬野京の従兄弟&幼馴染。
父と冬野京の母は兄妹の関係で近所に住んでいる。
通称はきりん。志木四姉妹の三女。長女は潮風高校教師で軽音部顧問の志木蘭子。
バンドではドラム・SNS発信を担当。メンバーのヘアメイクも指導している。
ドラムを担当しているのは経験が無く、パートが空いていたという理由から。
普段ゆるふわな性格でにこにこしていることが多いが、笑顔のまま毒舌が飛び出すことも。
秋乃と京が喧嘩を始めると全く興味がなさそうにしているが、いちかが収拾出来ない場合、口調が一変して普段からは想像出来ない低い声で一喝。
そうすると秋乃と京も大人しくなってしまう。
中学時代に容姿をバカにされた経験から、自分の見た目に対しコンプレックスを持っていたが、当時高校生の次姉の純那(じゅんな)にメイクをして貰って克服をした過去を持つ。
現在は次姉とコスメをメインとした姉妹インフルエンサーとして活躍。
写真SNSで次姉と2人の姉妹アカウントでは50万、単独アカウントでもプチプラコスメ動画がバズり、20万人を超えるフォロワーを持つ。
街でファンに声をかけられることも多く、バンドの客も厘のおかげで女性が多い。
高校3年のときに待望の後輩として唯一入部してきた花梨を溺愛しており、様々な髪型・化粧を試している。
厘本人はひそかに秋乃や京よりも花梨に慕われていると思っている。
花梨に近づいてくる外部の人間に異常に厳しい。
京主宰のインディーズ服飾ブランド「hysteric bear」では副主宰・ヘアメイクを担当。
その他、京のやる気スイッチをやや乱暴に押す係。
最近は出身校の後輩で、同じドラマーの花隈千冬の素材の良さに目を付けている。
志木蘭子からは学生時代は志木さんと呼ばれていたが、普段は下の名前で呼ばれている。
好きなもの:コスメ全般、SNSでの発信、アニメ・漫画、コスプレ
嫌いなもの:ネット環境が使えない場所
呼ばれ方:りん(京・秋乃・蘭子)、きりん先輩(花梨)、きりん(いちか)
【Hysteric Bear Rabbit】
<メンバー構成>
百花秋乃: ギター・ボーカル
冬野京: キーボード・ピアノ・コーラス
小春いちか:ベース
志木厘:ドラム
小春いちか世代が組んだバンドの名称。
百花秋乃と小春いちかが幼馴染、冬野京と志木厘が従兄弟で幼馴染。
全員が同じ中学の軽音部出身。作詞は主に秋乃と京、作編曲はいちかと厘。
中学1年の時にバンドを結成し、3年時は中学生を対象とした全国規模のバンドコンテストで入賞経験を複数持つ。
秋乃達が高1、高2の時はコンテストで良い成績を残せず、秋乃が自身の責任を感じてしまうきっかけとなった。
【Strawberry Bear Rabbit】
<メンバー構成>
夏色花梨: ギター・ボーカル
百花秋乃: ギター・コーラス
冬野京: キーボード・ピアノ・コーラス
小春いちか:ベース
志木厘:ドラム
「Hysteric Bear Rabbit」のメンバーが3年生なった際、新1年生として入部してきた夏色花梨が加入し、バンド名を「Strawberry Bear Rabbit」に変更。
また、作詞・作編曲は全員で行う体制に変更した。
基本的に花梨がメインボーカルを務めるが、楽曲により秋乃がメインボーカルになることもある。
秋乃達が高校3年に進級した際、1年ごしの待望の後輩として入部してきた花梨をメンバー全員が妹のように可愛がっているが、バンドメンバーとしては限られた短い時間で最大限の成果を出すべく、徹底した指導を行い、高校生バンドコンテスト「コトリフェス」で優勝。
副賞として石狩湾新港で行われる日本有数の巨大ロックフェス「ライジングジャパン」への出場を果たしている。
小樽・札幌でのライブは毎回ソールド、最近は注目度の高いバンドとして各メディアで取り上げられている。
ファンからの強い要望により「Hysteric Bear Rabbit」も継続して活動中。
両バンドの特徴として、各メンバーが耳の長い熊の人形「BearRabbit」をマスコットとしている。
「BearRabbit」は京がデザイン・制作したキャラクターシリーズ。
メンバー全員がそれぞれデザインが違う「BearRabbit」を持っており、ライブ時もアンプなどに置かれている。バンドのマスコットとしてもデザインされており、グッズ化もされている。エカテリーナも花梨の為に作られた「BearRabbit」の一つ。